
辞める理由を探す人
「辞める理由はどう言ったらよいでしょう?」
こんな相談を受けます。
そんな場合
ストレスがマックスになる状況を訊く
すると
辞めたくなる理由も大体わかります。
他人の評価で動く人
辞める理由が見つからなかったら
辞めないのでしょうか?
そういう疑問を心に秘め
カウンセリングを進めます。
訊いていくと
他人の評価を基準に
行動する傾向を見出します。
こう質問します。
「2種類の仕事のうちどちらかを選べます。
あなたはどちらかというとAが良い。
上司はBが絶対いいと勧める。
あなたはどちらを選択しますか?」
こんな質問で
行動の基準が
●他人か
●自分かでわかります
「上司」を
同僚、部下、他部署の人に変えると
本人と相手との関係性で
どう影響を受けるか判ります。
また、
自分の思いの強さ
上司の表現の強さを
変えてみると
他人評価の重要度が
判ります。
なぜ辞める理由が判らないか
最初の話に戻ります。
「会社を辞める理由」を探している人は
「上司が辞めてよいと納得する理由」をさがしています。
他人の心はわからない。
だから見つからないのです。
上司への依存を
断ち切ることが
大事です。
この依存を断ち切らないと
この人のメンタルは改善しません。
貴方の中の「大人」を育てる
会社を辞める理由を探している人は
自分の中の「大人」が育っていません。
「大人」は自分で判断します。
「大人」でないと判断を
別の「大人」にゆだねる。
「わたしはどうしたらよいですか」が
口癖の人は
ご自身の心の「大人」が育っていない
可能性が高い。
「大人」とは
自分の考えと気持ちを
客観的に表現できることです。
そういう方に
お勧めするのは
日記です。
自分の感情と考えを
毎日記します。
そして
毎週日曜日に見直しましょう。
客観的に
記述できているでしょうか?
気づいたことは
欄外にメモしたり
赤線を引きましょう。
これを毎日行うと
2カ月くらいで
貴方の心の大人は
成人を迎えます。
ぜひお試しください。