
親の声が聞こえる
「○○してはいけない」
「○○しろ」
こころの中で
こだまします。
命令や禁止が
自分の声として現れる。
気をつけてみると
誰にでもあります。
「親の自我」の現れ方
貴方の心の声は
子供のころ、親に言われた
命令や禁止の記憶の場合が多いのです。
心理学者エリック・バーン先生によると
「親の声」はいくつかの特徴があります。
(1)頭の中を言葉が影のようにめぐる
自分の顔を見ても変化はない
(2)声帯が少し動くことを感じる
(3)言葉を声に出して言う
(4)声は外から聞こえるように感じる
多くの人は
(1)か(2)でしょう。
しかし
自分の言動を良く思い出すと
(3)のように
「○○すべき」
言ってることありませんか?
よく思いだすと
子供のこと
母や父から言われたことに
関係している場合もあります。
「親の自我」に逆らう方法
親の自我が
不当な命令をするとき。
例えば
「自滅しろ」
「人生を楽しむな」
そんな考えが
ふと
浮かぶ。
そのときは
「成人の自我」に登場願います。
「人生を楽しむな」は
損か、得か?
「成人の自我」に訊きましょう。
大人の自我は理性が強い。
あなたは、
大人の自我とともに
「人生を楽しまない」メリットとデメリットを
分析します。
実際に
2つの椅子を使って
声を出して対話することができます。
2つの椅子を用意します。
●片方の椅子は「子供の自我」でとても無邪気か従順
●もう片方の椅子は「成人の自我」で理性的
司会は成人の自我。
あなたは
成人の自我の椅子に座り
「人生を楽しまない」メリットとデメリットについて
議論を進めます。
先生が子供を教育するような感じです。
「無邪気な子供」または「従順な子供」として
「成人の自我」の意見をどう感じるか
素直な意見を述べます。
実際に椅子に座って
一人二役で会話します。
効果がある方法なのです。