
自我は3人分
だれでも
自分という人間は
私一人だけ
そう考えるでしょう。
心理学的には
少なくとも
3人います。
びっくりですよね。
親、子供、そして大人
自我は
5才から15才くらいの間に
形成されます。
3つの状態が
並行して存在すると
考えられています。
「親」の状態。
周囲に対して親として
接します。
「○○しなさい」
といった命令をします。
「子供」の状態。
上司やパートナーの指示に対して
「はい判りました」や
「そんなの無理」
で応答します。
ときに感情をあらわにします。
「大人」の状態。
周囲から感情的な
発言があっても
論理的に応答します。
「その発言は一貫性に欠けると思います」
どの状態にあるか確かめる
エリック・バーン先生によると
「鏡をみよ」です。
交流分析という
心理学の分野を作り出した方。
他人と話をしているとき
あなたが、3つのどの状態が強いか
「鏡を見れば」判ります。
親の状態では
親の顔。
子供の状態では
子供の顔。
そう変化する。
でも
ほとんど
自分では気が付かないそうです。
たとえば
パートナー(夫や妻)と
お子さんについて
話をします。
お互い鏡を置いて
自分の表情を確認。
自分の表情が
目まぐるしく変わるのが
わかるでしょう。
そうすると効果があります。
自分はいま
親として発言しているのか?
子供の状態なのか
わかるのです。
大人の場合もあります。
今日は、
心の状態は
親、子供、大人の
3種類あるよ!
っていう話でした。