
誰にでもある脚本、それを知る方法
幼ないとき
親から繰り返し言われた言葉
それが心の奥底に刻まれます。
その言葉が
貴方を動かすもとになっている
それが人生脚本です。
心に刻まれた人生脚本
それを知ることは
できるのでしょうか?
よく思い出す親の言葉
5歳から15歳の記憶で
繰り返し思い出す
出来事を
書いてみてください。
①どんな時その出来事を思い出しますか?
②そのことを思い出すとどんな気持ちになりますか?
② その感情を抱くとき、貴方は何を考えますか?
失敗すると泥酔する親
例えば
貴方の父親が
仕事で失敗すると
泥酔して翌日の仕事をさぼるとします。
あなたは成人して仕事に就き
成功と失敗をします。
失敗すると
あなたは次の日かならず遅刻するのです。
貴方の人生脚本は
「仕事で失敗したら、泥酔して仕事をさぼれ」です。
死んだ父をほめる母
ある母子家庭。
あなたは子供。
父は心臓病で若くして亡くなりました。
過労です。
母親は言います。
「お父さんはすっごく働いて
お金を儲けてとっても偉い人なのよ」
実際は彼の母は貧乏です。
彼の人生脚本はこうです。
「毎日終電まで働いて、過労で死ね」です。
人生脚本は変えられる
人生脚本は
貴方の心の
「無意識」と「意識」の
中間に存在します。
「そういえば、オレそう思っている」
「そう言われれば」です。
前意識といいます。
「そう言われれば」なので
紙に記録していくと
明確になります。
人生脚本は
言葉にできると
改善法を立てやすい。
「○○しろ」を「△△でOK」に変えます。
△△は〇〇の反対語がよいです。
否定形はNGです。
脳は否定形が苦手だからです。
先ほどの例
「過労で死ね」は
「ほどほどに働いで人生を楽しんでいいよ」
に変えます。
自分が自分に許しを与えること
これが
人生脚本を改善する方法です。