【こころのケーススタディ】意見を引き出す方法

お悩み概要

会社で課長職の方からの相談です。

部下が意見を言ってくれないという
悩みです。

会議の場で意見が出ない。

別の部下から
「あいつがこんな意見を言っていた」
と聴いて
ショックを受けたそうです。

意見を言わない部下に
「なぜ直接言わない」と聞いたところ

「直接言うと怒られそう」
と言われたそう。

相手の心を覗いてみよう

そう、
部下は意見を否定されるのが
怖いのです。

だから間接的に伝えた。

課長さんに
ご自身の普段の態度を聴きました。

「笑わない、表情を変えない」
ようにしているそう。

上司を演じているようです。
威厳を保つという意図があるのでしょう。

しかし
何かを演じていると
無理が生じます。

この方の場合
人間関係で無理が生じています。

相手の気持ちを考えれば解決する

自分の考えだけが
正しいわけではありません。

意見を否定されると
苦痛を感じる人は多い。

だから直接上司に言えないかもしれない。

意見が出やすい環境を作るのは
上司の役目。

意見をもらうためには
キャッチャーになったつもりで
ストライクゾーンを広げましょう。

メールで意見を言うのもOK
他人の意見に否定するのはNG

話をして気づいたのですが
この上司にはこのような考えがあるようです。

●意見は直接言うべき
●自分の考えはどんなに否定されても
 変えない

しかし
このような考えもあるのです。
●直接意見をいうのは苦手
●周りの意見も取り入れる

バランスが大事

間接的に
「○○さんがこう言っていた」と聴くのを
嫌がる人もいます。

実は人によって違うのです。
脳科学によれば
人間には感覚の優位性があります。

視覚重視の人は
「人から聞いた」ということばを信用しません。
不快です。

この上司もそういったタイプです。

自分の感覚は大事にする
でも相手の感覚も大事にする
そういう考えが重要です。

聴覚優位のタイプは
「誰々がほめていた」というと
喜びます。

体感重視のタイプは
「体験したら、すっごく良かった」というと
興味津々。

人は
感じ方が違うことを知りましょう。

感じ方の違いはどう知るのでしょう?

心理学を学ぶ
学んだことを実践する
実践した結果を確かめる

これです!




1960年11月群馬県生まれ。 母子家庭に生まれ、貧困を体験する。 3歳のとき口から泡を吹き、「今夜が峠」と言われる。 小学校では、強いアレルギーと戦い登校。 小中学では、苛烈ないじめにあいながらも、 成績を伸ばす。 高校進学を目指すも、家に金がなく 高校受験は1回まで 落ちたら働く約束で高校受験。 1年間、毎日10時間勉強した体験が のちの礎になる。 前橋高校を経て、群馬大学工学部で コンピュータを学ぶ。 このとき、友情を学ぶ。 大学卒業後、富士通に入社。 18年間で、1500件のトラブルを解決した。 エンジニアとしての、トラブル解決を通じて 周りを巻き込んで、問題を解決するスキルを 自分のものとした。 40才になると、 エンジニアからマーケティング職に転身。 20編以上のマーケティングマテリアルを英語で作成。 テクニカルマーケティングの分野を拓いた。 58才のとき、一念発起。 メンタルトレーナーの資格を取得。 問題解決のスキルと マーケティングのセンスを生かして 成功した。
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