
頻繁に電話する上司
とにかく頻繁に電話するそうです。
仕事の内容の確認だそうです。
上司から1時間に1回は電話がかかってくる。
そのたびに業務の説明をするそうです。
なんとか
上司の行動を変えたいという
相談でした。
クライアントのストレスを軽減することを
主目的として
依頼を受けました。
指示が細かい上司
心理学で考えると
この上司のタイプは
このように行動したがる傾向があります。
(1)仕事の手続きなど詳細を知りたがる
(2)目で見た情報より聞いた情報を重視する
上司のタイプにより
求める情報が異なります。
森と木をみるか
木をみるかです。
この上司は木を見るタイプですね。
また
電話で確認したがる人は
聴覚の情報を
重視する傾向があります。
頻繁に電話するのは
聴覚の情報を重視するからです。
細かい上司には詳細な報告
このタイプの上司には
メールで毎朝
業務報告することです。
Office Wordなどで
文書化すると良いです。
なぜならば
使いまわせるからです。
また
仕事の手続きも
文書化すると良いです。
その上で
聴覚重視の上司の生産性を考慮して
1週間に1時間くらい
打ち合わせするのも良いです。
上司の行動を心理学的に
分析できると
イカリやストレスが
おさまります。
上司の求める情報の出し方
もし上司が
「木を見ず森を見る」タイプなら
このような情報を提供すると良いです。
●仕事の全体像、
●今進行中なのは何か
●問題点
●誰がその問題に取り掛かるべきか
など
大まかな「問題の地図」を
提示しましょう。
「木を見ず森を見る」 上司に
仕事の手順などを
説明し始めると
いらだつかもしれません。
上司のタイプを知る方法
上司のタイプを知るには
質問をすること。
仕事での問題を
ひとつ提示します。
たとえば
クレーム対応でもいいでしょう。
「〇〇さんだったらどうしますか?」
と上司に質問します。
上司の対応で
「森をみる」タイプか
「木をみる」タイプか
判ります。
「森をみる」 タイプは
問題の全体像を知ろうとします。
「木をみる」タイプは
商品の状態や
クレーム対応の状況を
知ろうとするかもしれません。
上司に
「自分だったらどうするか?」
訊いてみると
考え方がだんだん
判ってきます。