
子供の脳にインプットされたもの
子供に必要なもの
それは親
子供は
親の言うことを
理解しようと必死です。
親が言うことを
忠実に守ろうとします。
子供の脳に
親からのメッセージが
インプット。
これには
3種類あります。
① 命令
② 誘惑
③ 許可
親の命令は複雑です
命令には2種類あります。
「~しなさい」と
「~してはいけません」です。
命令には
その強さによって
3種類あります。
(1) 最も弱いもので
受け入れやすい
「あまり~してはだめよ」
「いい子ね、おとなしくしてね」
(2) 中程度で遠回しな表現
「パパには内緒ね」
「黙ってらっしゃいよ」
しばしば、微笑みや
威嚇的な渋い顔で
発せられる。
(3) 最も強い威嚇
言葉は叫びのようである。
(1)のような
弱い命令は
子供を養育し
子供が自分で考える
良いメッセージである。
(2)は遠まわしのため
子供は理解できない可能性がある。
(3)は
威嚇的で
子供に否定的な考えを
植え付ける可能性がある。
誘惑
子供は
親を選べません。
親が
子供にとって
好ましくない環境を
与えている場合があります。
性的に依存していたり
ギャンブル好きだったり
犯罪に手を染めている
ケースです。
依存症や犯罪などの
極端な場合でなくても
親が
好ましくないメッセージを
送る場合があります。
「やっぱりお前にはできないと思ってたよ」
親が
にやにや笑いながら
言うのです。
これは
子供とって
「失敗しろ」という
メッセージになりえます。
実は
このエピソードは
小学生の時の私です。
誘惑は
ニヤニヤ笑いや
「ははは」という
あざけりや
親からの誘惑の微笑みを
伴います。
許可そして命令からの解放
威嚇などの強い命令を受けると
子供は
そのメッセージを
脳にインプットします。
私のように
「失敗しろ」というメッセージは強烈です。
このメッセージは
生育歴を丹念に調べないと
つかむことが難しいです。
何か仕事や勉強で
成功しかかると
全部ひっくり返して
破壊したい欲望に
駆られていました。
気づくのは根気がいります。
しかし
気づくと
治療法は明確です。
自分を許せばいいのです。
私が私を許すのです。
子供のころ
「お前にはできないと
思っていた」ということばを
「失敗しろ」に変換して
自分で脳にインプットしていたのです。
なので
「お前はできる、成功してよい」
と自分の中のメッセージを書き換えるのです。
玉ねぎの皮をはぐような
根気のいる作業ですが
破壊衝動は
おさまったようです。
否定的な命令
威嚇的な命令は
自分が自分に許可を出すことが
最良の解決策です。