
親を演じるとき起きること
どんな親も
100%ではありません。
どんな親も
完全な親ではありません。
子供の前で
完全な親でありたい
すると
親を演じるようになる
親が欠点を隠すとき
どんな親でも
子供には知られたくない
欠点があるとき
そんなとき
完全な親を演じます。
浪費グセのある父親は
子供にこういいます。
「いいか、お金は大事にしろよ」
次の日子は
パパがママに
叱られているのをみます。
「なにこれ、いらないものばかり買って!」
「どっちが本当のパパ?」
子供は混乱します。
親が2つの顔を持つとき
親が2つの顔を持つとき
子供は
どっちの顔を信用するでしょうか?
答えは
ママに叱られている
浪費家のパパです。
このときのパパの心理は
「子供」の状態
なぜなら
不要なものを買って
ママに怒られているから。
そして、この子はこう思います。
「僕も、浪費してママに怒られよう」
これが人生脚本です。
本脚本と反対脚本
そして、
パパが「親」として
浪費を戒めるとき
子供はこれも脚本に入れます。
このストーリーは短いものです。
主題ではない。
50分のドラマなら
10分の
短いエピソード。
この子は
本題としての「浪費」行動と
副題として「節約家」の
間を行ったり来たりします。
彼が
この行ったり来たりを自覚するまで
ずっと続くのです。
100点の親はいない
どんな親も
欠点はあるのです。
貴方の親もそうでしょう。
もし、
貴方が
「矛盾したことを言ったな」と思ったら
貴方の親が
貴方と似たことを言ったか
よく思い出してみてください。
思い当たることがあれば
それは
「親から引き継いだこと」かもしれない。
そして
貴方の矛盾した言動は
すこしづつ変えることができるのです。