【こころのケーススタディ】引きこもりの妹について

お悩み概要

いままで頂いたおなやみを基に
概要と助言を紹介します。

ある女性の方。
母と妹と3人暮らし。

妹20才台は、仕事をしていない。
最終学歴は中卒。
日中は部屋にいる。

妹は母に
暴言を吐くという。


母が高齢のため
相談者は
今後母を扶養する予定。

悩みは
妹の扶養をしたくないが
その一方で
放置できない
という葛藤です。

助言

家族の意思を
確認するよう伝えました。

「母親には
貴方が面倒を見る意思を
伝えましたか?」

そう訊きました。

まだ
話しをしていないとのこと。

まず
母親と
将来の生活について
話をすることを
助言しました。

将来の生活について
話をする際に
課題になるのが
妹の方です。

妹の方は
お金を稼ぐ
生活能力の実績がないと
相談者から伺いました。

彼女と
将来の生活について
考えたことがあるか
聞いて下さいと
助言しました。

そのとき重要なのは
この点です。

妹である貴方に幸せになってほしい
●変わるキッカケが必要なのかな
●変わりたいと思っているなら
 手伝う
●でも決めるのは貴方。
 情報や助言やある程度お金の支援もするけど
 決めるのは貴方


引きこもりの経験がある
支援団体は多いです。

そういった団体を
彼女に紹介して
自分でコンタクトさせるのが
良いとも伝えました。

抱え込みは避けましょう

自分でなんでも抱えてしまう。
自分で決めてしまう。

これは良くないです。

母親は生活力があると
相談者から伺いました。


対等な立場で
今後の生活を相談するのが良いです。

母も
老人ホームに入りたいかもしれない。

妹にはストレスがあるでしょう。
心理学的には
1年ひとつの部屋で話をせず
生活をするのは
ストレスの原因になります。

仕事をしたいのだが
キッカケもわからず
学び方もわからない。

だからイライラして
親に暴言を吐くのです。

あなたも
抱え込まずに
周りに相談しましょうね。



1960年11月群馬県生まれ。 母子家庭に生まれ、貧困を体験する。 3歳のとき口から泡を吹き、「今夜が峠」と言われる。 小学校では、強いアレルギーと戦い登校。 小中学では、苛烈ないじめにあいながらも、 成績を伸ばす。 高校進学を目指すも、家に金がなく 高校受験は1回まで 落ちたら働く約束で高校受験。 1年間、毎日10時間勉強した体験が のちの礎になる。 前橋高校を経て、群馬大学工学部で コンピュータを学ぶ。 このとき、友情を学ぶ。 大学卒業後、富士通に入社。 18年間で、1500件のトラブルを解決した。 エンジニアとしての、トラブル解決を通じて 周りを巻き込んで、問題を解決するスキルを 自分のものとした。 40才になると、 エンジニアからマーケティング職に転身。 20編以上のマーケティングマテリアルを英語で作成。 テクニカルマーケティングの分野を拓いた。 58才のとき、一念発起。 メンタルトレーナーの資格を取得。 問題解決のスキルと マーケティングのセンスを生かして 成功した。
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