
イライラが止まらない
「犯人さがしはやめよう」
そう言われました。
台風の被害、責任はだれ?
虐待の責任はだれ?
責任の所在を確かめているうち。。
エスカレートしてきて
集中砲火
理不尽なことに向き合った人
確かに
理不尽なこと
多い。
ふざけるな!
なんで俺だけ!
不公平!
良く考えましょう。
理不尽をうけたのは
多分
わたしだけじゃない。
私の先輩たちは
理不尽をうけたり、みたときに
どう向き合ったのでしょうか?
事例1:松本 清張氏
「砂の器」という小説をご存知ですか?
松本 清張先生の小説
父がハンセン氏病を患った一家が
村を追い出され
全国をさまよう物語
激しい差別の物語です。
私はこの小説を読むと
清張先生の
激しい怒りを感じます。
ハンセン氏病は
伝染しないと
証明されていました。
にも拘わらず
隔離され
差別された。
それを
推理小説
エンターテインメントに
昇華させたのです。
事例2:ギレルモ・デル・トロ監督
「シェイプ・オブ・ウォーター」という
映画をご存知ですか?
半魚人が恋をする話です。
監督の ギレルモ・デル・トロ さんは
半魚人大好きです。
子供のとき観たTVで
半魚人が殺されることに
怒りを覚えたそうです。
心の美しい人ですね。
自分と形や文化の異なる人に
尊敬と愛を注ぐこと。
この映画が
アカデミー賞をとった
理由はそこでしょう。
怒りが昇華された例です。
怒りは自分を高めるチャンス
松本 清張先生や
ギレルモ・デル・トロ 監督の作品を
鑑賞すると気づくことがあります。
ネガティブな感情を昇華すると
自分を高めることができます。
品のない言い方をします。
もっと
上等な人間になれます。
お二人の作品をお勧めします。
そして
怒りをどのように
作品に転換していったか
想像してみませんか?