心理カウンセラー榎田です。
上司にイライラしている人
多いようですね。
なんでそんなにイライラするんでしょうね?
「昨日言ってたこととちがうじゃないか!」
「自分は出来るのか!」
「扱いが不公平だ!」
などなど。
上司への不満が
イライラの原因のようです。
満足できる上司って
どんな感じでしょうかね。
・行動と発言が一貫している
・能力が高い。高い専門性を持っている
・常に公平である
こんな感じでしょうか。
筋が通っていて、自分よりも仕事ができ、平等に接する。
なかなか好人物です。
仕事しやすそうですね。
でも
どんなに理想の上司でも
一年くらい一緒に仕事をすると
「昨日言ってたこととちがうじゃないか!」
「自分は出来るのか!」
「扱いが不公平だ!」
って不満がたまるのです。
なんでかわかりますか?
なぜ時間がたつと
理想の上司が、欠点のある上司に変わるか?
全部主観なんですよね。
この3つ。
↓
・行動と発言が一貫している
・能力が高い。高い専門性を持っている
・常に公平である
あなたが上司に何かを考えるとき
それは主観なのです。
客観的な証拠があることは
少ない。
行動が一貫しているかは
見る立場によって違う。
能力の高低も、測るものさしによって変わる。
公平かどうかも、基準によって異なる。
全部、
あなたの考えです。
上司に不満がある場合
多くの場合は
部下であるあなたの考えが
出発点になっていることを
知りましょう。
「部下の考えを尊重する」と日ごろ言う課長が
あなたの商品開発案を却下して
部長のアイデアを採用したとしましょう。
それは
言行不一致ではなく
部長のアイデアのほうが優れていたからかもしれない。
あなたの上司が英語しゃべれなくても
日本語のプレゼンがメッチャ上手かもしれない。
人には必ず得意があるのです。
あなたの上司が
女子社員と男子社員で
扱いが違うと感じたとき
あなた自身はどうなのか
良く考えたほうが良い。
そんな完全に公平って無いでしょう?
上司に猛烈な不満を持っている人は
その不満が
客観的な事実に基づくのか
主観的な考えなのか
よく確かめるべきです。
90%くらいは主観です。
どういうときに
不満を抱いたか
具体的な事実を
日誌にすると良いです。
内容はこんな感じです。
・日時
・状況を具体的に描写:誰と何をしていたか。周りに人はいたかなどなど
・そのときの感情をワンフレーズで書く
・そのときどう考えたかイメージ
・その考えのあとどのように行動したか
これを行うと
頭がスッキリします。
上司への不満が吹っ飛びます。
ゆがんだ考えが
バランスのよい考えへと
修正されるからなんです!
だまされたと思って
お試しください。